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当院ご来院の妊娠を希望する患者様の年齢層は30代後半〜40代後半の方が多く、鍼灸治療の他にも【不妊クリニック探しの相談】【妊活中の過ごし方】【（体外受精）移植前後の過ごし方】【適切な運動の相談】など幅広く相談を受けております。

劉鍼灸院では多くの患者様から感謝のお言葉を頂きますが、そのうちの一つを紹介させて頂きます。

劉治療院ではいつも大変お世話になっております。

私は49才で 不妊治療(凍結胚移植)を5回目にして無事妊娠中の妊婦です。
僭越では御座いますが私が効果を上げられた理由を考えますと、個人的には「自分の体質を把握した事」が大きいと思っています。

私の体質は低血圧、抗リン脂質抗体症候群気味(血液が滞り易い)、冷え性でした。そこで血行、血流を増やす事で子宮に栄養を漲らせるアプローチが必須でした。

まず4回の移植で妊娠に至らなかった事を振り返って、元気なのに？と不満はありつつ、不育症の血液検査とERAという子宮内膜で着床時期を測る検査にトライ。
そこで血液検査では抗リン脂質抗体症候群気味である事、ERAでは着床の窓が2日ズレていた事を知る結果となり、この結果をもって移植日を考え直した事は非常に大きいと思われます。
漠然と移植に臨むだけではなく、例えば35才以上の方で2、3回結果が出ない場合、検査期間の移植はお休みになりますが、不育症検査を試す意義は多いにあると思います。※他にもALICEなど検査はあります。

この結果も踏まえて、医者からの処方のアプローチとしては移植前はビタミンD2000IU/1日と葉酸800μg/1日を移植の半年前から出産まで。(葉酸は血液を作り、また特に妊娠初期の胎児の神経管閉塞障害のリスクを減らす為に。ビタミンDは胎児の骨格形成と成長、欠乏すると妊婦の妊娠高血圧や早産に繋がる報告ある為)また、血液をサラサラにする小児用アスピリン錠剤を毎日。

移植後はプロゲステロン等ホルモン治療の自己注射を移植後2ヶ月ほど、血液をサラサラにするヘパリンカルシウム注射と小児用アスピリンは移植後から出産の数週前まで継続予定。
これら注射は流産を防ぎ、妊娠維持を優位にする為行われます。※病院側の方針にもよります。

個人的にしていた事は、冷え性改善に週5で朝15分2kmほど主人とマラソン、夕食後も平日は1時間ほどゆっくり近所を散歩していました。
私は血管も細く、歩くだけでは子宮の細部まで酸素や栄養を届ける事ができないのでは？と思っていましたし、これら運動に励んだ事で基礎代謝も上がり冷え症を改善出来ました。
また、血流や体力面だけでなく日々気分スッキリ、ストレスのない状態でいられた事も良かったのだと思っています。
この様に移植前の運動の習慣とビタミン剤、アスピリンが功を奏したのか、その前までの3年間(コロナ禍)ほどの子宮内膜暑さ7.1mm→当日8.3mmに！

移植当日。移植直前の病院までも主人と30分くらい歩きました。これも移植に向けて子宮への血流を良くする為でした。実は前日にも同じ時間に練習をしてみました。病院までの歩く行程で同じ事を実験し当日に臨んだのでした(笑)

移植3日目、劉鍼灸院の門を叩きました。東洋医学である鍼灸は科学的にも立証されていると不妊治療の病院からもアドバイスがありましたので。(本当は移植前から行くのがベストでしたね)
今回は成功させたいと藁をも掴む思いで何軒かの鍼灸院に電話しましたが、電話口の劉先生は妊活に関して博識なのが一瞬で伺えたのと、お声が優しくてホッとしたのを覚えています。
その後、週に2回先生の所へ通い、妊娠陽性判定！
妊娠後はホルモン値も優に上がりますから体温も高めが続き、鍼灸に通う事でより安定する事ができたと実感しています。
今でも劉鍼灸院では、毎回劉先生が精神面でも、生活や食事の事、鍼灸の面でもその時のベストの施術で導いて下さっています。
お陰様で妊娠は見事継続。それまでの4回の移植が嘘の様に、妊娠14週2日目の今も幸い出血なども一切なく、安寧に過ごす事が出来ています。
毎週の劉鍼灸院で劉先生の的確なアドバイスやお話を楽しく聞かせて貰いながらの施術は、私にとって本当に欠かせないほど心と身体の安らぎとなっております。

今、不妊治療中、ご妊娠中の方々におかれましても、ご不安がある方々は多いかと思います。
しかし、ここまで親身に、リラックスした雰囲気で経験豊富な対処を施して下さる治療院はそうないと思いますので、是非一度訪れてみられる事をおすすめ致します。

私のお腹もお陰様で大きくなって来ており、8月には晴れて出産の予定でおります。ここまで来れた事を何とお礼してよいやら分かりません。
劉先生の益々のご健康と、末長いご多幸を心よりお祈り申し上げます。